「ATOMIC FLOYD」新しいイヤフォンを購入しました。 [Mac]
Apple純正の In-Ear Headphones with Remote and Micが、購入後1年経っていないのに2度目の故障を迎え(^^;もう修理を諦め別のイヤフォンの物色を始めていたところ、ブックマークさせていただいているフォーカルポイントコンピュータ株式会社の恩田社長さんのブログに、実に魅力的なイヤフォンのリリース内容がアップされていました。
その名も「ATOMIC FLOYD」
リリース前からその内容を見ながら「これ欲しい...」と思っていましたが、「試聴するまでは決められないなぁ」とも思ってその場はそのまま終わっていました。
「ATOMIC FLOYD」がつい先日リリースされ、早速購入されたRyuさん(fujiryuichiroさん)のブログエントリと、Ryuさんご本人からのTwitter上でのプッシュ(?)を受け、物欲がメラメラ(^^;
たまたま昨日は仕事で福岡空港近辺へ来ていて、たまたまヨドバシカメラ博多が近いなぁちょっと寄ってみようかなぁでも福岡は地方だからまだ在庫が無いかもしれないなぁヨドバシではイヤフォン試聴させてもらえなかったとRyuさんいっていたなぁなんて悶々と悩みながらヨドバシ博多へ。
イヤフォンコーナーに行くと、ガラスケースという「檻」の中にお目当てのモノはあっさりと置いてありました。
初めて試聴することなくイヤフォンを購入、 衝動買いです。
購入したのはRyuさんと同じく「HiDefDrum」タイプ。
これはやはり通話も含めてiPhoneでの使用を前提としているからです。
いままでリモコン付きイヤフォンを使用していて、その便利さの恩恵も充分味わっていますからね。
イヤフォンジャックは高級機定番の24Kメッキ、イヤフォンのハウジング部はステンレス。 見た目にもかなり高級感があります。
イヤフォンを取り出すと、内包物はこのようになっています。
左が「2年間保証書カード」、右が専用キャリングポーチです。
このようにイヤフォンを収納するように内箱に説明がかいてありました(^^;
このイヤフォンの長所は、ユーザーインターフェイス的なことで言うと、
まず、リモコンの操作感の良さです。
リモコンボタンを押せたか押せていないか分かりづらいリモコンも結構ありますが、このイヤフォンのリモコンは操作感が非常にカッチリしていて、操作のあやふやさや誤動作とは無縁だと思います。
リモコン&マイク部もステンレスなので重いんじゃないのか?とも思っていましたが、個人的には重さは感じられませんでした。
唯一残念なのは、このリモコンには音量コントロール機能がついていないことです。
この機能がついていれば言うこと無しでしたね〜(^^;
次にイヤフォンコードの外被膜素材の素晴らしさです。 商品HP上には「ファブリック」とありますが、これは断線やへたりに対して物凄く強いだろう、というのが一発で分かる素晴らしさです。
あとは同じく商品HP上にある、「ケーブルとジャックの接合部分は、繰り返し使用される事を想定し、特殊な保護構造になっており、テンションがかかっても断線しにくい工夫がされています」という説明に今後は期待しています。
この箇所がダメになるケースがイヤフォンは非常に多い気がしますので(^^;
最後に、肝心の音質について個人的な感想を述べたいと思います。
まず、低音部は強くなります。
でもその低音部は無理にブーストされたような強さではなく、「音がブットく」なったような感じです。
そのような低音部の中でも中音部、高音部はそれぞれ音のツブが際立って聴こえてきます。 バランスがとても良いです。
分解能は高いですが、決してモニター的な音ではなく、むしろ音の広がり感がとても「熱く」かんじられます。
「臨場感」と言うんでしょうか、こんなに小さいイヤフォンなのに、耳の奥で空間の広がりと音の奥行きを感じることが出来るんですよね〜
そしてそれが作為的な音作りではないので、結果的に「熱い」音に感じることができます。
イヤフォンを新しく購入したときは、いつも楽しい気持ちにさせられます。
いつも聴いている曲でもなんだか再発見があって新鮮な気分にさせられます。
その中でも、このイヤフォンは非常にコストパフォーマンスが高くオススメだと個人的には思います。
あとはこのイヤフォンはガラスケースに鍵をかけられて陳列されているケースが多いみたいですので、その件について恩田社長さんからもTwitter上でコメントをいただきましたが、「試聴コーナーが店舗などで準備されるといいなぁ」ということです。
これは小売店舗側の問題もあろうかと思うのですぐにどうこう出来る問題ではないのかもしれませんが、素晴らしいプロダクトはやはり多くの人に体験してもらいたいです(^^;