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iPad1ヶ月間使用雑感 [Mac]

iPadの日本国内発売まであと6日間、いよいよカウントダウンです。
日本での発売を控え、当ブログでは1月29日のエントリ「自分がiPadを購入する(だろう)たった2つの理由」 以来iPadに関しての考えを述べてはいません。

当ブログ内ではまだ一度も公式に発言したことはありませんが、自分は4月下旬にiPadを手に入れています(US版、Wi-Fi 16GB)。
約1ヶ月、様々な状況でiPadを使用してきて、実感として感じたことをここでまとめておきたいと思います。

1.IPSディスプレイの画質が予想以上。
 iPadにはデフォルトでピクチャフレームモードが備わっています。 その画質が美しいというのはAppleのHP等で確認できると思いますが、その画質は実際目の当たりにすると予想以上でした。 
普段自宅にいる時はiPadをピクチャフレームモードにしてランダム再生させていますが、コレだけでも充分に楽しいです。
 また動画の品質もIPSパネル+HD画質サポートということで、かなりの高品質です。 
手持ちのDVDをiPhoneで再生させるため画質を落としてエンコードした動画ファイルでもまるで別物のような美しさを発揮してくれます。 そしてその低画質の動画ファイルを再度高画質にエンコードし直してiPadに保存し直すという手間をかけたくなる衝動が抑えられません(^^;

ただ、高品質な動画ファイルをiPad内に置くとあっという間に容量がいっぱいに。 
AirVideoはiPad内にファイルを置かずに動画を再生させるために有効な手段ですが、実用レベルとしてスムーズに動作するのはローカルネットワーク内にある時に限定されるというのが個人的な感想です。
そういう意味ではiPadの容量は大きいのに越した事は無いです。

2.動作スピードが速い
 とにかく全てにおいて挙動スピードが速い&滑らかです。
 写真を見る時の挙動の速さはある意味Macを凌駕していると言えますし、普段の何気無い挙動も滑らか&速いです。
 iPhone(もしくはiPod touch)を最初に持った時に感じた驚きを再認識した、といったカンジです。
 ここでいう動作の速さというのは Webの表示スピードを含みます。 iPhoneでWebを見る時はWi-Fi環境下にあっても少しの間のモタツキというものがありますが、iPadはほとんどもたつかないんです。
そのスピードは、所有するMacBook Airとほぼ同等!です。

3.発熱しない バッテリーの心配は必要ない。
  iPhoneやMacBook Airの弱点は、発熱です。 特に動画ファイルを連続時間再生させた場合は物凄く発熱するものですが、iPadは動画の連続再生でもほとんど発熱が感じられません。 このあたりはAppleの新規開発のA4 チップが効いているんだと思いますが、いずれにしても普段使いする上でストレス無く動画が再生できるということは大きな武器です。
またバッテリーは一日結構酷使しても70%台とかだったりしますので約1ヶ月使用してきて「バッテリーが無くなる!」という場面に遭遇したことは一度もありませんでした。


以上のような特徴を踏まえた上で、今日までの間、計10日間ほどiPadを出張に持参して、iPadは出張モバイルで使えるのか?ということも検証してみました。
出張にはMacBook Airもあわせて持参していましたが、10日間の出張中、Airはほとんど起動させることもありませんでした。
だってiPadで殆ど事足りてしまうんですよね(^^;

ネットの表示スピードはAirと比べても遜色無し。
メールもスケジュールもTodoもiPadで充分確認出来る。ここでiPadの大きさというものが重要な意味を持つようになるのです。
twitterも現状決定的なキラークライアントは登場していませんが、閲覧するのは全く問題無し。
メールを作成するのも ソフトウェアキーボードが充分に使用できるレベルなのでiPadだけで完結させることが可能。
仕事で使うOffice書類やPDFファイルはGoodReader for iPadや今後日本でもリリースされるiWork for iPadで充分に閲覧できる。

...ということで、Airを起動させる必要性が無い、むしろ起動時間がかからずサクッと使用できるiPadのほうがモバイルには最適というわけです。 重量も全然軽いですし。

ただし、この一ヶ月の体験をもって「ではモバイル用のラップトップMacは不要だ」というのはいささか暴論であると思います。
仕事上、Office書類をフォント形状、罫線の太さ、間隔まで指定された書式で提出する必要があるため、Windowsをブート出来るもしくはOffiice for MacがインストールされているMacBook Airが、仕事で使う書類を出先で作成するためにはまだまだ必要なのです。

また、iPadはAirと比べても軽いと言いましたが、それはあくまでAirと比べたら、の話で実際はiPadは結構でかいですし結構重いので、どこでも気軽に取り出して使用する、といった用途では無いような気がします。
少なくとも自分の場合は、テーブルがあってゆっくりと座れる場所以外ではiPadをカバンから取り出そうという気にはなりません(^^;
自分はiPadは3G+Wi-Fiモデルではなく、Wi-Fiモデルを選択しましたが、自分のiPadの使用状況を考慮した場合Wi-Fiモデルで正解だったと改めて感じています。
3Gであれば「どこでも繋がる」という安心感はありますが、自分の場合は「どこでも繋がらなくても良い」という考えです。
Wi−Fi電波のあるところで、テーブルの上に置いてじっくりと iPadを広げられる状況において使用する、というのが一ヶ月間iPadを使用してきた自分の実感です。
Wi-Fi電波をつかまえるために自分はWiMaxを契約しましたが、b-mobileやらNTTのモバイルWi-Fiルータのリリースが日本発売前の土壇場に次々と発表されましたし、先行のPocket Wi-Fiもこのまま何の手も打たないということは無いと思います。
またソフトバンクの孫社長は自社ソフトバンクWi-Fiのスポット提携先を今後順次60社追加するといった発表もありました。
Wi-Fiモデルを選択した者としては、こういった風に選択肢が増えるということは非常に喜ばしいことですよね(^^)

いずれにしても来週末には日本発売が始まり、予約された皆さんの手元にもiPadが届く訳です。
少しだけ早くiPadを手に入れた僕から生意気にも一言言わせていただけるのであれば....
「寝不足注意!」ということですかね
とにかく触るのが楽しすぎて、
5日間ぐらいはずっと睡眠時間削って触っていましたから(^^;


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