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X-Pro1を購入しました [カメラ]

FUJIFILM の X-Pro1を購入しました。

DSCF2646.jpg

FUJI のXシリーズのフラッグシップモデルに位置付けられるモデルであり、ジャンル分けするのであれば「ミラーレス機のハイエンドモデル」ということになります。
そう言えば、自分にとっては初めてのミラーレス機の購入ということに。

DSCF2648.jpg



ヨドバシカメラの「X-Pro1実写インプレッション」というサイト注:非常に購入意欲が掻き立てられるサイトです)

X-Pro1をひとことで言い表せば、「レンズ交換ができるX100」

という、実に的確な表現があります。 
操作体系やボタン配置はX100と全く同じですもんね。
そして、自分にとって確実に言えることは

X100を購入使用してこなかったら、今回のX-Pro1の購入は無かった

ということです。

X100は、いつでもどこでも持ち運べる大きさで気軽に撮れるカメラの愉しさ、
レンズ交換無しで1本のレンズで勝負する潔さ、
ファインダーを覗いて写真を撮る愉しさ、
そして露出や絞りなどの基本的要素をコントロールしながら写真を撮るという事前準備の大切さを自分に教えてくれたカメラでした。
X-Pro1のリリース発表があってスペックなどの詳細情報が明らかになり、ローパスフィルターが無いことによる鮮明な画像の作例などを見るにつれ「これは欲しい!」と思うようになりましたが、X-100とX-Pro1が横に並んでいる画像などを見ると「大き過ぎる!」と一度は購入を断念しました。

IMG_2695.jpg
比較するとこんな感じですからね^^;

しかしX-Pro1が発売されて、家電量販店の店頭で実機を何度も触るうちに
「この大きさならギリギリ アリだな...」
と心変わりしてしまいました。
まず実際手にしてみると、(X100と比べて)それほど重くないんです。
手にとってみると(自分にとっては)X-Pro1のほうがなぜかシックリくる絶妙な大きさ。
そして「カメラをいつでもどこでも持ち運びたい」という要望をギリギリ叶えてくれる大きさでした。

X100は固定レンズでしたが、X-Pro1はミラーレス機なのでレンズ交換式になります。
そしてX-Pro1が本体発売と同時に18mm・35mm・60mm(いわゆる28・50・90mm相当)の明るい単焦点レンズをリリースしてきて、最初にズームレンズを出さなかったということに非常に共感を覚えました。
デジイチからX100に転向して、デジイチの時に疎かにしていた「単焦点レンズで自ら移動することによって画角をコントロールする」愉しさを覚えてしまったので、Pro1はレンズ交換式ですがやたらレンズ交換をするということなく、レンズ1本1本の画角というものを大切にしながら撮影に取り組んでいこうと思っています。 

DSCF2021



ファインダーを覗いて写真を撮る愉しさはX-Pro1でも健在です。
DSCF2662 (1).jpg

X100と同じく、前面の切替レバーでOVFとEVFが瞬時に切り替わるハイブリッドファインダーです。
DSCF2657.jpg
切替動作はX100のほうが簡単だったかな?

ミラーレス機は本体が小型ということもあり ファインダーの無い機種が多い中、Xシリーズには非常に出来の良いファインダーがついています。
写真を撮るという行為はやはりファインダーを覗きながら撮るのが愉しいわけで、自分にとってはファインダーの有無というのは譲る事の出来ないポイントです。

X-Pro1はX100と同じく

DSCF2652.jpg
カメラを構えたまま軍艦部で露出やシャッタースピードを調整し

DSCF2660.jpg
レンズにある絞りリング(1/3ステップ)で絞りを調整します。
これらの操作体系は、非常に直観的かつ理に叶っています。
いかにも写真を撮っているんだ!という気にさせられて、実に愉しいんです(笑)


とまぁ、ここまでは長所ばかり述べてきましたが 短所もあります。
何といっても最大の短所は(X100と同じく)
AFスピードが決定的に遅い

ということです。
X100よりは少しは速くなってはいますが、動体物を撮るには全く向いていないというか使えないと思います。
というか、X-Pro1はおそらくそういうカメラではないんですよね。
動体物を頻繁に被写体として選択する方やAFスピードが遅いとイライラする方は、やはりニコンやキャノンのデジイチを購入されたほうがいいと思います^^;

ただこの欠点はX100と同じなので自分にとっては織り込み済み。
そしてその欠点を補って余りあるほど X-Pro1で撮った写真はホントに素晴らしいです。
色あいが濃厚コッテリとしているものの、作為的な絵作りではなく、明るくてヌケがよくて、ボケも素晴らしいという...
陳腐な誉め言葉の羅列になってしまいますが、自分の撮った写真に自らウットリするような日々が続いていますw
X100は素晴らしいカメラですが、やはり色々な制約のなかで作られたカメラだったということをX-Pro1によって知らされることとなったのでした。

本体と同時にリリースされた3本の単焦点レンズの中で、
自分が本体と同時購入したのは XF35mmF1.4 R (53mm相当)
素晴らしい写りだと思います。
残り2本のレンズを購入できる金銭的余裕も無いので、まずはこのレンズでX-Pro1を愉しみます。
XF-35mm.png
(画像はFUJIFILMのHPより引用使用)


X-Pro1はクセや欠点はあるものの、小型で高画質のカメラが欲しい人、ミラーレス機を検討している人、そしてメイン機とサブ機の2台持ちからコンパクトな1台にまとめてしまいたい人にとって非常にオススメだと言えると思いますよ(^^)




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