iTether導入顛末記

ちょっと前の出来事なのに、もう随分昔のことのように思います。

11/29の14時頃　Mac系大手ニュースサイトさんが一斉にiPhoneの3G回線を使ってPC/Macで使用するデザリングアプリ「iTether」がTetherからAppStoreで販売されている、というニュースを報じました。

（会社名もアプリ名もそのまんま！）

1300円という価格に一瞬躊躇しましたが、

「脱獄無しでデザリングが可能らしいからすぐに消えてしまうに違いない」

と判断し、アプリをダウンロード。

このiPhoneアプリはWI-Fi設定を弄くってデザリングを可能にしていた「PayUpPunk」（現在このアプリは消失）と異なり、PC/MacをiPhoneとUSB接続することによってiPhoneを仮想有線LANのUSBモデムとして認識させて使用するアプリで、一回設定を完了させてしまえばあとは面倒臭いことはないはず！と確信。

Mac本体側に「Tether」というソフトウェア・アプリをあわせてインストールする必要があり、この時

「アプリはすぐ無くなるだろうから、このソフトウェアも急いでダウンロードしとかないといけない！」

というプレッシャー？があったのか、一気にダウンロード負荷がかかったためか

「ダウンロード出来ない」

という声が続出していましたが、幸運にも自分はすんなりとダウンロード出来ました。

ただこの後、いくらやってもデザリング出来ない！

ずっとこの状態(License:Expired(期限切れ？））で、何がいけないのか？どういう状態なのか？サッパリ分からない状況で「もしかしてこれはダメだったのかも...」と考え始めましたが、

「まずiPhoneアプリ起動時に認証チェックで認証有効状態にならないとデザリング出来ない」という　Macお宝鑑定団さんの情報や、すでに同アプリを使用してデザリングに成功した人の情報を頼りに根気よく試し続けたところ

アプリインストールして3時間ほど経ってようやくデザリングに成功しました＼^o^／

なかなか実用レベルの回線スピードは出ており、WEB閲覧OK、メール送受信OK、Dropbox使用OKでした（FTPはダメ）。

そして11/30の朝2時前ぐらいに予想通り

手に入らなくなりました^^;

MacRumorsによると「Tether社はAppleから「携帯キャリアの負荷増のため、アプリを撤去した」という通告があった」とのこと。

またApple側から、「iTether購入済みのユーザーはAppStoreからの撤去もアプリを利用可能」との返答を受けているとのことで、とりあえず今日はサーバー混雑状態も解消し、普通にサクサクとデザリング出来ました。

普段はWi-Fiルータを使用しているので本アプリを実際に使用する機会はあまり無いとは思いますが、何かの時（ルータのバッテリー切れなど）の保険として本アプリを運用する、というのはありかもしれませんね^^;