X-E2 使用雑感 [カメラ]
サスケです。
FUJI X-E2を購入、使用し始めて3週間あまり経ちました。
もともと1年間 X-E1を使用してきた自分としては、
「(マイナーチェンジ版の)X-E2を10万円近く払って購入する意味はあるのか?」と相当に迷ったうえでのX-E2購入でした。
そしてX-E2を使い始めてすぐに、「買い替えてよかった!」と悟ることになります。
それは「AF速い!」という一言に尽きます。
X-E1はミラーレスカメラとしてはウットリするほど美しい画を吐き出すカメラですが、とにかく動作がモッサリ。
AFは遅く、迷うことも度々。
「(X-E1は)AF速度を求めてはいけないカメラだ」と自分自身に言い聞かせて使用してきましたが、動作の遅さにストレスが溜まることもありました。
それに対してX-E2はAFが速く、
「デュアルCPUと演算性能の向上により、従来比約2倍以上の高速処理を実現。これにより、起動時間約0.5秒を達成。また、高速で信号を読み出すX-Trans CMOS IIセンサーとの効果で、撮影間隔約0.5秒、シャッタータイムラグ0.05秒、連写スピード最大約7.0コマ/秒(連続約28コマ)、AF追従連写最大3.0コマ/秒を可能にするなど、高速性能を高めています」(商品カタログより抜粋)
とありますが、カタログスペックはともかくとして、
実使用感がストレスレス! フォーカスがバシバシあう!
というのが、買い替えの最大の喜びです。
最初からこのくらいやれたはずなのに出し惜しみしたんじゃないのか? FUJIの開発陣がX-E1から1年で改良版のX-E2を出してきた理由はココにあると思います。
X-E1のAFスピード、動作のモッサリさ さえ解消されれば、画質は申し分無しですから。
そのネガを潰してきたカメラがX-E2というわけです。
(従来のXシリーズにあった「フィルムシミュレーション」はX-E2でも健在
写真はVelviaで撮影。VelviaでJPEG撮って出しの画像をRAWでどう調整しても再現出来ないのは何故だろう…)
(今回X-E2に備わった新機能「アドバンスフィルター」のフィルターのひとつ「ダイナミックトーン」フィルター使用にて撮影。 こういったカメラ内現像機能も時には楽しい。)
そしてX-E2を少しでも快適に使うための新たなグッズを購入。
X-E2ネタはまだまだ続きます...
FUJI X-E2を購入しました [カメラ]
サスケです。
2013年度も暮れようとしていたその時、
FUJI X-E2を購入しました。
X-E1からの移行になります。
X-E1から約1年後の2013年11月9日の発売開始。
「マイナーアップデート版」とも一部で揶揄されていた新機種。
(そうではなかったことは使用し始めてすぐにわかった)
当初、全く購入予定はありませんでした。
某大手量販店にXマウント用のレンズで、専門誌、ネット等で非常に評価の高いXF23mmF1.4Rがどんなものか見に行っただけだったのです。
(例によって フォトヨドバシのページは大変物欲を刺激する、危険なモノでしたが(^^;)
で、結局購入してしまったのがコレ
キャッシュバックキャンペーンに乗せられてしまいました(^^;
本体購入と同時に背面液晶保護フィルムも購入。
早速貼付けしました。
また 購入した量販店が販促キャンペーン中ということで、純正予備バッテリーをタダでつけてくれました。
地味ですが、非常にありがたかったです。
X-E1と
X-E2は
外形は全く同じ。
X-E1はシルバーモデルを購入したので、X-E2はブラックモデルを購入しました。
X100から始まったFUJIのXシリーズの軍艦部の操作系統は一貫して統一されています。
それはこの
絞りとシャッタースピードをファインダー(もしくは背面液晶)を覗きながら右手でダイヤルを弄って調整出来るというところ。
2013年末に最も話題をさらったカメラと言えばSONYのα7/α7Rと、NikonのDfだと思いますが、そのうちDfのほうの操作系統がFUJI Xシリーズ(というか昔のカメラ)と似通っていて、Dfの開発陣もその辺りを認めていたりします。
その操作系統ですが、
X-E1が露出調整が-2~+2の調整幅だったのに対して
X-E2は-3~+3へと調整幅が拡がっています。
外形が変わっていないので
X-E1で使っていた革ケースがそのまま使えます。
背面液晶保護フィルムとあわせて、購入当初から保護はバッチリです。
X-E2の購入動機および使用レビューはまた改めて、です。
初めての三脚購入〜Manfrotto PIXI Mini Tripodは小さな本格派 [カメラ]
サスケです。
カメラを趣味にするようになって久しく経ちますが、今まで三脚を購入したことはなく現在に至っています。
三脚を使うとイイ写真が撮れるだろうことは分かっているのですが、携行荷物が増えるのがとにかく嫌で、いつか携帯性の高いminiな三脚を購入しようかと思いつつも結局購入せずにいたのですが…
新しもの好きな知り合いH川さんが購入されたミニ三脚がとても良さそうだったので、後追いで購入してみました。
特に説明書は無く、
パッケージを見れば後は直観的に分かるようになっています。
艶消し塗装が施されており、値段(実売2000円台)以上の高級感があります。
Designed by Apple in California DEDIGNED IN ITALY のロゴシールが脚部に貼られています。
スタイリッシュなイタリアンデザインだと思います。
iPhone 5と並べての比較で分かるこのミニ三脚のコンパクトさ。
重量もわずか230gですが、ステンレス製でかなりガッチリした、安心感のある造りです。
耐荷重は1㎏で、コンデジから一眼レフまで対応可能ということでしたが、
X-E1には勿論 問題無く取付けることが出来ました。
全く安定しています。
折り畳めば
このようにグリップとしても使えます。
雲台の角度調整は
マンフロットロゴの赤いボタンを
押してやればロックが解除され、角度を調整することが出来ます。
ボタンを離すとすぐにまたロックされるので、直観的な操作を行うことが出来ます。
ギシギシすることも今のところありませんし、値段の割には本当に高級感があって安定感があり、初めての三脚購入にして いい買い物だったと大満足です。
こうなると調子に乗って
三脚と組み合わせて使える このマンフロットのiPhone5用ケースも欲しくなってきますね(^^;
Manfrotto Pixi Mini tripod in action from Manfrotto on Vimeo.
FujiFILM X-E1に新しくボディーケースをつけてみた。 [カメラ]
新たに購入したX100ですが、当初ハダカで使用していこうと考えていたものの 全く身に覚えの無いまま、本体底面部に小キズを発見(>_<)
本体保護のためにボディーケース装着を検討することになりました。
出来ればハダカで使いたいけどキズが怖いのでケースをつけてしまう、というのはiPhoneと同じですね^^;
というのは、一昨年書いた「新しいカメラにボディーケースを…」の冒頭部分です。
今回新しく購入したX-E1も全く同じミステイクを犯してしまい、ハダカで使用して本体にキズをつけてしまいました(>_<)
で、遅ればせながらX-E1もボディーケースの購入です...
今回 X-E1用のボディーケースとして購入したものは
香港からの書留航空郵便にて届きました。
今回購入したのは KAZAの
Fujiflim X-E1 black haif Case[Italy COW Leather]
黒のイタリア牛革に赤いステッチが映えます。
バッテリーやSDカードにケースを外さないままアクセスが出来るようになっています。
装着。
これでまたバッグにカメラを放り込んでガシガシ使えます。
一眼からミラーレスに転向して、
カメラを持ち出すのを躊躇しなくなった→撮影機会が増えた
ということがなにより嬉しい変化ですね(^_^)
FUJIFILM X-Pro1→X-E1に転向 [カメラ]
本来は昨年末にはアップしないといけなかったんですが、
「フジノンレンズXF18-55mmF2.8-4 R LM OISを見に行ってきた。そして…」というエントリの続きです。
(X-E1にFUJINON XF35MMF1.4Rを装着)
もうバレバレだと思いますが、Fujifilmの X-E1を購入しました
それもわざわざ同じくXシリーズのフラッグシップモデルである「X-Pro1」を里子に出してまでの下位機種であるX-E1へのリプレースです。
普通ならあまりやらない選択肢だと思います。
実際にリプレースという行動に移すまで、相当に悩みました。
「フラッグシップ機を持っているのに下位機にリプレースする意味は本当にあるのか!」と自問自答を繰り返しました。
(X-E1+FUJINON XF35MMF1.4Rで撮影)
自分はそもそもX-Pro1の画質に全く不満を持っていませんでした。
操作系統はX100から続く直観的なダイヤル操作で、手に馴染み切っていましたし
X-Trans CMOSセンサーと称されているFujiのセンサーはローパスフィルターが不要で、そこから吐き出される写真はコッテリとしていて尚且つ高精細で、自分の撮った写真に自分でウットリすることもしばしば(^^;)
もともとRAWで撮った写真をあとでシコシコと現像する行為に個人的に疑問を感じて
「写真は撮った瞬間が全て、一期一会」という考えに変わってしまったためX100を経てX-Pro1を使用するようになってからはJPEGでしか写真を撮らないようになっていました。
それほどX-Pro1の「画質」に満足していたので、元々他のカメラに替えるという理由に乏しかったのです。
ではなぜX-Pro1からX-E1への転向を模索したのか?
それはX-Pro1の筐体の大きさにあります
他のミラーレス機と比べても大きいとされるX100と比べてもこんなに大きなX-Pro1
(左がX-Pro1 右がX100)
実際X-Pro1を購入、使用してきて、(デジイチよりはましな大きさとはいえ)その大きさ、重さが足枷になる場面も多かったことは否めませんでした。
でも
・X-Pro1から吐き出される写真の画質は気にいっている。
・Xマウントの単焦点レンズ群も非常に優れている。
・あまり話題にならないけど、自分の持っているXマウントレンズ FUJINON 35mm F1.4 は名玉! 絞り開放すればとろけるようなボケを演出してくれ、少し絞ればとろけながらもキリッとした画像を吐き出してくる
という点からX-Pro1とそのレンズ群から離れたくはない、というのが本音でした。
だからこそ昨年、X-E1がまず海外でリリースされた時、それを知った最初の感想は
「なぜ日本で最初からコレを出さないんだよ!」
というものでした。
(X-E1にFUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OISを装着)
X-E1は
・X-Pro1と同様にレンズ交換式。 Pro1で使用していたレンズがそのまま使用可能
・X-Pro1と違いフラッシュ内蔵(勿論外付けも可)、視度調整ダイアル付き
→オールインワンパッケージとしてX-E1というカメラは開発設計されている。
・なんと言ってもセンサーがPro1と同一のX-Trans CMOSセンサーで撮影画質においてPro1とE1に相違は無いとFujifilm開発陣が明言。
・本体の大きさ、重さはほぼX100と同じ。 Pro1と比べると大きさでいうと完全に一回り小さくなり、重量は約100グラムも軽くなった
というカメラでした。
これは携行使用するにあたって非常に大きい変化です。
ではなぜ小型化できたのか?
それはX-100やX-Pro1の大きな商品価値であった「ハイブリッドファインダー(OVFとEVF)」のうちOVF(光学ファインダー)をバッサリカット!したため。
自分がX-Pro1からX-E1への転向を検討していくにあたって迷ったのはOVFが無くても大丈夫かどうか?という点でした。
その点を検証するため、昨年11月の3連休(23、24、25日)に「転向」を見据えて、自分が写真撮影をどういうスタイルで行っているか 自己分析するために紅葉写真を撮りまくって確認してみることにしました。
そこで出た結論というのは...
・自分はMFを意外にも多用している。
X-Pro1のMF操作がファームウェアアップデート後非常にやりやすいカメラになったので、そのファームウェアが最初から組み込まれているであろうX-E1もMF多用しても大丈夫だろうということ。
・実はほとんど全くOVFを使用しなくなっていた
ということ(3日間でほぼ全くOVFを使用することはなかった)
この2点をハッキリ自覚できたことで自分の肚は決まりました。
(X-E1+FUJINON XF35MMF1.4Rで撮影)
X-E1を購入して 撮れる写真画質はX-Pro1と全く同じなので、特に大きな驚きはありません。まぁ当然ですよね
それでも購入後 強く感じた事は
EVFの画質の(予想以上の)美しさ
です。
デジイチ使用の時はファインダーを覗かずに液晶モニターの画像を見て写真を撮る事もしばしばだった自分がFuji Xシリーズを使用するようになってファインダーを覗いて写真を撮る愉しさに目覚めました。
X-E1はEVFの画素数がPro1の144万ドットから236万ドットに性能アップされています。
この性能アップは、「写真を撮る愉しさ」にダイレクトに影響しました。
もちろん良い方向に、です。
また昨年、同じ機能のモノでも大きさ、重さが変わればユーザー体験として全く異なる一面を持つ ということをAppleのガジェットで体験しましたが(性能も上がって薄くて軽くなったiPhone 5、iPad 2と同スペックながら全く使用場面、頻度を変えてしまったiPad mini)、全く同じ事を今回のX-Pro1→X-E1への転向で再確認することとなりました。
(X-E1の軍艦部 Xシリーズ共通のダイヤル式で非常にアナログチックながら操作がしやすい)
結論として… カメラはやはり持ち出してナンボ、ということで
X-Pro1の画質は全くそのままで、小型化により持ち出しやすくなったX-E1への転向は正解だったと自分では思っています。