お手軽スキャナー「SnapLite」はスキャナー初心者の第一歩となるか? [Mac]
サスケです。
先月 5月21日、ScanSnapなどのスキャナーの発売で有名なPFUから
(「iPhoneを高性能スキャナにする、かしこい照明」(メーカーコピーより抜粋)
SnapLiteの発売がリリースされました。
PFU『SnapLite』発表、iPhoneをスキャナにするデスクライト&アプリ。5月28日発売
発売日は一週間後の5月28日。
リリースニュース内容を知ったその日のうちに勢いに任せてポチってしまいました。
私はずっと以前から(漠然と)スキャナーを欲しいとは思っていました。
ただ、本を裁断してスキャンする 所謂「自炊」を行うほどのヘビーユースをするとは到底思えず、その購入にずっと二の足を踏んでいました。
また、現在 大抵の人の自宅にプリンターがあるように私の家にもプリンターがありますが、今のプリンターってどんな廉価機にもスキャナー機能が付いています。
私も何か書類をスキャンする必要性がある時は 自宅のプリンターでスキャンしてそれからMacに送って〜 ということを行っていましたが、手続きに若干手間がかかるためそんなに活用する機会もありませんでした。
プリンターはそんなに簡単に持ち運べませんし Mac(またはPC)が必携になるため、スキャンをする場所は限られており、その敷居は低いとは言い難いところだったと思います。
そんな漠然とした「スキャナー欲しい症候群ホイホイ」なプロダクトだと思います。
「オシャレだし、軽いし、持ち運び出来そうだし、これなら買ってみようか…」
とグッと敷居を下げられてしまいました。
「もしスキャナとして使わなかったら、デスクライトとして使おう!」
「そうだ! オレはデスクライトがちょうど欲しかったんだ!」
と心の中での言い訳も成立し、実物を見ぬまま購入。
(プロダクトデザインがTENTということにも強く惹かれました)
5月28日の発売日の翌日には自宅に届きました。
ACアダプターとノベルティーのシールだけ。
シンプル過ぎます。
ライト背面側
ACアダプタ挿し込み口とUSB給電口が一箇所
5V 2.1AでiPhone/iPad急速充電に対応しているところがなにげに嬉しいです。
前置きはここまでにして、早速SnapLiteをスキャナーとして使ってみることにします。
まずiPhoneにSnapLiteのアプリ(無料)をインストールします。
アプリを起動させ、BluetoothでSnapLite本体で繋がるまでは
この画面です。約2〜3秒で繋がります。
最初に使い方のヘルプ画面が出ます。
赤いガイドラインが出てきます。
スキャンするものは、このガイドライン内に配置する必要があります。
スキャン準備が完了すると
電源スイッチの下部にある リスのマークが明滅します。
ココを押したらスキャニングが開始されますよ。という合図です。
最初にCDジャケット(紙)を読み込むことしました。
iPhoneで読み込むと
SnapLiteで読み込むと
取り込み風景はこんなカンジ。
水平とかとらずに、ご覧のように適当に置いて読み込んでも自動的に水平をとって読み込んでくれます。
SnapLiteは、iPhoneのカメラで撮影するというその構造上、立体物を撮ることもできますが、光の反射には注意する必要があります。
たとえば、
CDをプラスチックのパッケージに入れたままで撮影すると
このように光が反射して、見れたものではありませんが、
SnapLiteのLEDの光量を調節すると
このようにキレイに撮影できます。
この現象は名刺を撮影した時にも見受けられました。
名刺を読み込む時は逆に光量を上げないと不明瞭な字で取り込みがされてしまったりしました。
対象物に対して最適な光量に調整するという事が必要な場面もある、ということだと思います。
先程 名刺の話がでましたが、SnapLiteは名刺を
このように同時に8枚読み込みが出来るようですが、左下に「7」という数字にあるように、あんまりキツキツに配置し過ぎると正確には読み取りはしてくれない傾向があります(2枚の名刺を1枚の名刺と認識してしまう)。
なので
多少余裕のある配置の6枚ぐらいがちょうどいいみたいです。
デスクライトとしての機能も必要充分で
iPhoneのほうからこのように光の色、明るさの調整も出来ます。
というわけで、使い方に慣れが必要な部分もありますが、
SnapLiteはスキャナー初心者の第一歩になりえるお手軽スキャナーであると言えると思います。
自分のようなライトなユーザーが釣れた、という時点でこの商品コンセプトは正しい!と言えるのではないかと。
まだまだ購入直後でそんなに使いこなせていないので、もっと色々なモノを取り込んで試していきたいと思います。