X-Pro1 Firmware ver.2.0 アップデート [カメラ]
こんばんは、サスケです。
9月初めに上京していた時、知人との待ち合わせで偶然立ち寄ったアキヨドのカメラ売り場にてこんな貼り紙を見かけました。
我が愛機 X-Pro1のファームウェアバージョンアップの知らせでした。
「EVOLUTION」とは大きく出たな!」と感じたものの、それまでのファームウェアのバージョンが1.11だったので それが2.00まであがるのは余程の大変化です。
「(POPに書かれていた日付の)9/18になったらアップデートかけるか..」と思いながらその場を離れ待ち合わせへと向かったのですが...
その後 忙しい日常の毎日ですっかり忘れてしまって^^; 先日量販店で再度ファームウェアバージョンアップのリーフレットを見かけ ようやくバージョンアップを実施しました。
本体をバージョンアップした後、カメラの電源を入れると、
レンズのファームウェアもバージョンアップするように促されます
(本体、レンズ両方ともバージョンアップしないと効果はあらわれません)
今回のファームウェアバージョンアップで改善された点は大きく4つで
1.オートフォーカス性能の向上
確かに以前よりAFスピードが高速化しました。
でもいままでがモッサリで使えない 静止物を対象としたAFで、明るい場所や暗い場所ではAFがしばらく迷うようなカンジがありましたが、それがかなり軽減され 普通に使えるようになりました。
また、マクロ撮影時のフォーカス性能向上しています。
これはX-Pro1は近接撮影するときはマクロボタンを押してマクロモードにしないといけないのですが、今まではマクロモードを押さない通常モードでは50cmぐらい近付くとAFがあわなくなりマクロモードに切り替えないとそれ以上寄れない、ということになっていましたが、今回のバージョンアップによって30cmぐらいまで寄れるようになりました。
地味な変化ですが、使い勝手においては結構大きい変化です。
本人の意図しない距離でマクロモードにいちいち切り替えるのって意外と面倒臭い作業でしたからね^^;
2.マニュアルフォーカス機能の向上
マニュアルモードで写真を撮る時はレンズのフォーカスリングで焦点距離を調整してピントをあわせるのですが、これが今までは5回転ぐらいまわしてようやく焦点距離が少し調整できるっていうほど追従性が悪かった!
それが今回のバージョンアップによってフォーカスリングを2〜3回転回しただけで焦点距離が0距離から無限遠までいってしまうほど追従性が改善。
というかこの調整極端過ぎだろ!っていうほどでこれはこれで慣れが必要です(-_-)
3.書き込みスピード・処理スピードの向上
メーカーによると(フジフィルム従来比)最大2倍の書き込みが可能になったということで、確かに速くなっています。
また、今までは1カット撮影後や連写撮影後になかなか処理が終わらずに画像再生表示が出ないまま固まってしまってイライラさせられることがありましたが、バージョンアップにより再生ボタンを押して1秒後に撮影した1枚目の画像を表示するように改善。
これは使い勝手において非常に大きいです。
最後に
4.ISO感度設定に「AUTO(6400)」が追加
X-Pro1はボディー内に手ぶれ補正機構を持たず、純正レンズであるXFレンズも手ぶれ補正機構を持つレンズは(現在のところは)ありません。
そうなるとISO感度をあげれることが手ぶれや被写体ブレには有効。
X-Pro1はISO3200ぐらいまでは全然レギュラーで使えるほど解像度が高いカメラで、場合によっては6400でも大丈夫だと思えるほどなので、今回のこの追加は非常にありがたい機能追加です。
....ということで、最初からこれぐらい調整して製品リリースしてほしいというのが本音の所ですが こうやって顧客からの要望に対応してシッカリとファームウェアを出してくれたメーカーの姿勢には感謝です^^;
また、全然気付いていなかったですが、フジフィルムはX-Pro1のiPad専用無料公式ガイドブックをリリースしていました。
無料ということを考えると、なかなかの出来だと思います。
X-Pro1関連で自分が今、一番気になっているのは↓のリリースですかね...
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