Apple TVはホビーからマストバイへ〜Apple TV Huluに対応 [Mac]
Apple TVは 故スティーブジョブズが「ホビー」と位置づけていたプロダクトで、事実 Appleとしてもそれほど本腰を入れて販売促進されているとは言い難い状況でした。
ただ、自分はApple TVというプロダクトが大好きで、初代、2ndモデルに続いて 現行の1080pHD画質対応の3rdモデルを購入して、一貫してこの「ホビー」を愉しんできています。
今年の3月25日に私は「新しいApple TVにて大画面で1080HD画質を愉しむという「ホビー」」というエントリをあげているのですが、そのエントリの中でApple TVというプロダクトについて自分はこう述べていました。
「正直マストバイとは言えない」と。
しかし本日ホビーからマストバイと言えるようになりました。
Hulu ついに待望のApple TVに対応
AppleのHPにもこのように表記されるようになりました。
本日からApple TVはマストバイになった、と書きましたが、
実は少し前からApple TVはマストバイになっていたと自分は感じていました。
それはOS X Mountain Lionからの新機能 MacのデスクトップのAirPlay ミラーリングです。
対応するMac本体の機種が2011年以降のモデルであることという制約はついてきますが、Apple TVがあれば
自動的にメニューバーにAirPlay ミラーリングのメニューが表示され、面倒な設定無しにMacのデスクトップが Apple TVを接続しているテレビやプロジェクターにワイヤレスに出力表示出来るようになったのです。
設定画面はこれだけ。 いつのまに「AirPlayに最適」なんて解像度が選択出来るようになっています。
で、OSをMoutain Lionにアップデートして以来、このAirPlay ミラーリング機能を使用してきましたが…
コレが超便利!
動画観賞なんかはミラーリングに切り替えた段階で音声は内蔵スピーカーからApple TV側に自動で切り替わるので本当にシームレスです。
Moutain Lionリリース以前は
iOS機器からのAirPlayミラーリングに対応していたりしていましたが、それはすなわちiOS機器を所有していないと当然この機能は使えませんでした。
またMac本体でAirPlayを行う場合はMac側のアプリの問題など、AirPlayでミラーリング出来るモノに限界があり、またiTunesと連動しなくてはいけないという制約も設けられていました
(制約回避の裏技は色々ありましたがある程度の専門知識を必要としていました)
それがMoutain LionによってMacの画面をなんでもかんでもそのままミラーリングしてテレビ等に出力できるようになったので、出来ないことは無くなったのです!
YouTubeもMacの画面を操作しながらそのままテレビにミラーリング出来るようになったり
(Apple TVでもYouTubeは観れましたがお洒落なだけのシンプルなリモコンは決して操作性が良いとは言えませんからね^^;)
UstreamなんかもMacの画面をそのまんまテレビに飛ばせるようになり
この夏はUstreamの画面をMacからテレビにとばして花火大会を観賞したりもしました。
現地に行けなくてちょっと虚しさを感じはしましたが(--;)
自分のような「好き者」にとってApple TVは、このMoutain Lionの「AirPlayミラーリング」によってマストバイに変化していましたが本日発表されたHuluのApple TV対応によって、
Apple TVは広く一般的にもマストバイのプロダクトに化けた!と言えるようになったと思います。
TVシリーズに特に強いHuluは1ヶ月の間に何本観ようが定額980円!
iTunes Storeに無い動画もたくさんあり、iTunes Storeのムービーレンタルと補完しあって動画を愉しむことが出来るようになったため、キラーコンテンツになりうるサービスの日本導入です。
テレビの側に全く邪魔にならないようにチョコンと設置出来るコンパクトさで、値段も比較的安く、膨大な動画コンテンツとMacのコンテンツも大画面で愉しめるようになったApple TVは、今まさに買い時が来たと言えると思います。
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by AAdqfdi (2021-04-13 06:30)