FiniPix X100を購入しました。 [カメラ]
前々回のエントリ「転向?」からの続きとなりますが…
FinePix X100を購入しました!
このカメラの特徴は↓の動画を観れば大体掴めると思います。
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外箱を開けると 黒羅紗調の布梱包にくるまれていました。
クラシカルな外観です。
どこか既視感があるデザインですが、きっと気のせいです(^^;)
↑の動画で1分41秒頃に特別出演されていて(笑)Apple関係の集いがキッカケで幸運にも知り合いになった斎賀和彦教授(本来 とっても偉い方なのですが、その素顔はガンダムネタとダジャレをこよなく愛す お茶目な方)はそのブログの中でX100のデザインについて「原点回帰と懐古趣味は違う」「新しい酒は新しい革袋に盛れ(つまり革新性が無い)」とおっしゃられています。
これは自分にもよく判る話なんです。
ちょっと狙い過ぎだと思いますもん
でもその狙いに見事に引っ掛かってしまったんですよね^^;
カメラ天板部はマグネシウムダイキャスト製で加飾処理がされてあり、その上にシャッターやダイヤルが配置。
シャッタースピードや露出がファインダーを覗きながらアナログで調整できます。
削り出し工法で生産された各ダイヤルは指がかりが固過ぎず柔らか過ぎず絶妙。
なにより「自分で(写真うつりを)コントロールしている」という実感が得られます。
絞りリングはレンズ胴体部についています。
デジイチと違って小型軽量なので(電池、SDカード内蔵時で約445g)撮影するときに左手で支える必要は無く、その左手で絞りを調整して画像を確認しながら撮影することが出来ます。
X100の最大の特徴は ハイブリッドファインダーです
その光学ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)を瞬時に切り替えるレバーはここにあります。
右手人指指で露出などのダイヤル調整をしながら右手中指でこの切り換えレバーを操作します。
最初、指がツるかと思いましたが段々操作に慣れてきているところです^^;
早速愛用のカメラストラップを移設してみました。
D90につけていたものでデジイチ用なので若干ゴツイですが、悪くは無いようです。
X100は標準の状態ではレンズフィルターが装着出来ず、別売りのアダプターリングが必要になってきますのでアダプターリングを付けたうえでフィルターを装着。
49mm用のKenko Zeta シリーズのProtectorを購入し取り付けました。
レンズフードも別売りですが、デザインが良かったので純正を購入。
いつもフードを付けるわけではありませんがやはり必要な時が多いので購入してみました。
ちょっと値段が高めなのが難点ですが…
カメラにほとんど興味の無かった自分がNikon D90を購入したのが大体2年前。
レンズも何本も買い足し すっかりデジイチの愉しさを満喫していましたが、やはりあの大きさ、重さではいつでもどこでも持ち出すというわけにはいかず、いつでも持ち出せる小さなカメラが欲しいと思っていました。
また何枚撮って何枚失敗しても撮り直しがきくところがデジタルの良いところの一つですが、(腕が未熟なせいで)撮った写真の半分ぐらいが失敗写真で 残った写真も現像ソフトで補正しまくって… という状態で、シャッターを切る時の露出、シャッタースピード、絞り設定などの基本的要素を再度見つめ直して写真を撮っていかないと....と感じていました。
今回のカメラ購入にあたってマイクロフォーサーズ機も検討しましたが、個人的にはレンズ付け替えを行うのはデジイチに任せて 小さなカメラはレンズ固定式がイイと思い購入対象から除外。
とは言っても今更コンデジには戻れないよなぁと考えつつ、やはり購入候補として最後まで迷ったのがRICOH のGR DIGITALシリーズ。
特に来月リリースされるGR DIGITAL 4は素晴らしく思えて、最後まで購入を迷いました。
X100のほうを選んだのは、(X100では)ファインダー上に露出補正値およびヒストグラム、絞り、被写界深度(距離指標)、シャッタースピードなどの各種データが表示され、それらの数値をファインダーから目を離すことなく調整でき、シャッターを切る前に自分でそれらを確認、コントロールすることによって現像時の補正に頼ることのない「写真そのもの」のクオリティーを向上させたかったからです。
あとは実際の撮影画像の、ソフトフォーカスな感じのボケっぷりが好みだったこともあります。
X100はあえてジャンル分けを行うなら 当然一眼ではなく、ミラーレス機でもなく、「コンデジ」ということになるのだと思います。
今回、D90というデジイチからX100という「コンデジ」への転向となりました。
(D90はX100にリプレースされました^^; )
今までD90で色々なレンズに付け替えていましたが、これからはレンズは本体に付いている1本しかありません。
望遠はもとよりズームも無くなり 自分から被写体に近付いていく必要がありますし、近付いても届かない被写体もでてくるハズです。
動体撮影には基本的には向いていないカメラだと思います。
VR(手ぶれ補正機能)はついていないので、今後はカメラをしっかり持って手ぶれしないように気をつけなければいけません。
しかし 今迄より不自由になったとも思えるこの状況の中で、固定式単焦点の23mm(135換算で35mm)F2のレンズで、もう一度基礎を鍛え直していこうと思っています。
まあなんだかんだ言っても、最初に述べた「気軽に持ち出せるカメラ」が欲しかった、というのが一番の理由なんですけどね。
まだまだ新しいカメラに慣れていないので、これからガンガン外に持ち出してドンドン写真を撮って慣れていきたいと思っています(^^)
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